EBMで裏付けされた健康メディカル情報

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<プロフィール> :くすりのとくさん :
トクダ健康メディカル  代表
徳田 正武(TOKUDA MASATAKE):
健康メディカルコンサルタント&アドバイザー
千葉県在住

事業内容の紹介<私の得意分野>
T. 企業サポート:(顧問サービス)
@ヘルスケア・バイオサイエンス事業の立上げ支援
Aプロダクト・マネージャー(PM)制度導入支援(商品マーケティング戦略支援)
B医療機関専門医師、薬剤師、ほかのオピニオンリーダー(OL)の発掘支援
C薬の安全管理部門支援(GVP管理、有害事象・副作用の評価)

U. 講演会・セミナー、研修会(新人研修を含む)の講師
@認知症治療薬販売の大手製薬メーカー出身者(薬剤師)からみた「認知症の予防と薬物治療(ドネペジル他)」の講演会・セミナー、研修会の講師
A薬剤師、看護師、管理栄養士、介護福祉士のための抗血栓療法(ワルファリン療法、NOAC療法、抗血小板療法など)の講演会・セミナー、研修会の講師
B薬剤師から見た「病気予防のためのビタミン、ミネラル、食物繊維、アミノ酸、ファインケミカルなどの栄養成分の摂り方」の指導・講演・セミナー・研修会の講師
C「副作用に対する正しい知識と理解」についての・講演・セミナー・研修会の講師

以上、健康関連企業からの顧問サービスの依頼はじめ医療機関、看護学校、管理栄養士グループ、薬局グループ、製薬企業、都道府県市町村の各自治体、商工会議所、介護事業グループ等からの講演・セミナー、研修会、研究会、学会、授業の講師依頼など幅広く案件を承りますのでご気軽にお問い合わせください。
講演・セミナー、研修会の講師依頼につきましては全国からの案件を承ります。

趣味:パラグライダー、フライフィッシング、ゴルフ、テニスなど

zoom RSS 医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(13)

<<   作成日時 : 2010/08/09 18:58   >>

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更年期障害(月経困難、更年期顔面紅潮など)
ランクB:ブラックコホシュ

ブラックコホシュは更年期障害に伴う諸症状や月経不順を改善する女性のハーブとして有名です。サプリメントとして利用されるのは、根に含まれる成分になります。
更年期障害としてのほてり(顔面紅潮)や発汗、月経前緊張症、生理痛、月経困難などに有効とされていますです。

もともと北米に分布する多年草植物であり、先住民が伝承してきた神経痛の治療用薬草です。
米国では人気のあるサプリメントの一つで、一般に、「女性ホルモンのバランスを整える」といわれ、月経前症候群や更年期症状の緩和に利用されています。

安全性については
適切に経口摂取する場合は安全性が示唆されていますが、過剰服用は、激しい頭痛、めまい、視覚障害、心拍数の減少、吐き気、嘔吐を起こすことがあります。ドイツのコミッションEでは使用の上限を6ヶ月としています。
また、肝毒性の可能性が懸念されています。海外ではブラックコホシュ摂取との関連が疑われる肝障害の事例報告が多数あります。
そのため欧州医薬品局(EMEA)のハーブ医薬品に関する委員会(HMPC)、英国医薬品(MHRA)、フランス食品安全庁(AFSSA)、フィンランド食品安全局は、製品への警告表示の追加など、健康被害防止に対する注意喚起を行っています。日本でも2006年8月、厚生労働省が注意喚起を行っています。

妊娠中・授乳中は危険性が示唆されているため使用すべきでないとされています。

サプリとしては、バストアップの製品などに含まれているケースがあります。肝機能検査値の異常値に注意が必要です。

医薬品との飲み合わせ
ブラックコホシュにはエストロゲン様作用があるので、ホルモン感受性のがんや既往症をもっている人、またはタモキシフェンやラロキシフェンなどのホルモン補充療法を受けている人は使用を避けた方がよいとされています。

また、ホルモン補充療法の代わりにブラックコホシュを使用する際は、骨量をモニターしたほうが良いとされています。
理論上、肝疾患をもつ人が摂取すると症状が悪化することが考えられるので避けた方がいいです。
野生のブラックコホシュには少量のサリチル酸が含まれています。
ブラックコホシュとブルーコホシュ(Caulophyllum thalictroides)を分娩促進剤として使用し自然分娩した子どもに重度の多臓器低酸素障害がおこったとの報告があります。おそらく、ブルーコホシュ(Caulophyllum thalictroides)に含まれる血管収縮作用のある配糖体が原因と考えられますが、併用には注意が必要です。
アルコールに溶解したブラックコホシュ根とアメリカンペニーロイヤル(Hedeoma pulegioides L.)を流産誘発剤として併用使用することは注意が必要です。


ランクB:ダイズ
イソフラボンは大豆、レッドクローバー、クズ、カンゾウなどのマメ科の植物に多く含まれているフラボノイドの一種です。
通常、イソフラボンは配糖体として存在していますが、摂取すると腸内細菌等の作用により糖部分が分離したアグリコン型(糖が外れた構造)になって消化管から吸収されます。
イソフラボンとしては、ゲニステイン、ダイゼイン、ビオカニンA、フォルモネチン、グリシテインなどの種類があります。
イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれ、一般に「女性ホルモン様の作用をする」、「骨粗しょう症の予防や更年期障害を軽減する」、「脂質代謝の改善などに有効である」などと言われています。

II型糖尿病、更年期障害ののぼせなどに対しては、ヒトでの有効性が示唆されています。
また、大豆イソフラボンを関与成分とし、「骨の健康維持に役立つ」表示が許可された特定保健用食品があります。

一般的に大豆と他の食品(レッドクローバーやクズなど)から由来したイソフラボンは組成が異なるため、得られる効果も異なると言われています。
また、ダイゼインは腸内細菌によってエストロゲン作用等がより強力なイコール(Equol)に代謝されますが、その代謝は人によって異なります(日本人の約半分がイコール産生者)。さらに、イソフラボンを食材として摂取する場合は食材の有する容積や香りなどによりイソフラボンを過剰摂取する可能性は低いと考えられます。
このようなことから、イソフラボンの有効性や安全性を解釈する際には、少なくとも豆腐などの通常の食材の形態として摂取する条件とサプリメントのような濃縮物として摂取する条件では異なった考え方で対応する必要があります。

有効性まとめ
・大豆イソフラボンは、II型糖尿病に対する有効性が示唆されています。
血清脂質、更年期の血管障害に対する有効性については、現時点ではポジティブ(有効性がある)な結果とネガティブ(有効性がない)な結果の両方が存在しており、一定の見解を得るにはさらなる科学的根拠の蓄積が必要であるとされています。

安全性については、
適切に摂取する条件ではおそらく安全と思われますが、アレルギー疾患を持つ人、妊婦・授乳婦が通常の食事で摂る以上に大量摂取することは避けたほうがよいとされています。

濃縮物として利用した条件では、乳がん発症や再発等のリスクを高めるなど、有害性を示唆する報告もあります。2006年5月、食品安全委員会は大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70‐75mg/日、特定保健用食品として摂取する場合の安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリコン換算(糖が外れた構造に換算)で30mg/日に設定しています。


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2010/11/06 16:48

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