医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(3)

医学的なエビデンス(EBM*)に基づいた医療情報(3)

糖尿病
ランクB:ニガウリ
 ニガウリはゴーヤとも呼ばれ沖縄の人たちが昔から食べていた野菜で、長寿食の一つです。 
 特にゴーヤの種には植物インスリン様物質が含まれ、インスリンに似た働きを持ち、血糖値を下げる効果があります。料理では、通常、種を取り除きますが、種入りゴーヤー茶などの方がインスリン様成分も摂取できて糖尿病の予備群(境界域のヒト)には効果的と思われます。

また、ニガウリに含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を高め、食物繊維は、糖質の吸収を抑えることによって食後血糖値の急激な上昇を抑えます。また抗酸化作用も強く、豊富に含まれるカロテンやビタミンCが、活性酸素の働きを抑え、血管の老化を防ぎます。

その他、にがうりには食物繊維、カリウムの豊富さです。食物繊維は糖質の吸収を抑えることによって食後血糖値の急激な上昇を抑えます。
カリウムは、血液中の老廃物を追い出して血圧を安定させ、高血圧が引き起こす合併症を予防してくれます。

なお、最近では、果皮に含まれる「カランチン」という成分が血糖値を抑制する(インスリンに似た作用を持つ)
という説もでてきています。今後の研究が待たれます。


ランクB:ギムネマギムネマ関連ページを開く
ギムネマ粒
ギムネマは、中国南部、台湾、インドなどに分布するインドのガガイモ科の常緑つる性植物です。主に糖尿病の症状に対して、古くから使用されてきました。ギムネマの中国語名は「武靴葉」です。
「糖分の吸収を抑える」、「血糖値の上昇を抑える」といわれ、糖尿病患者の血糖値や血中コレステロールの低下など、一部にヒトでの有効性が示唆されています。

ギムネマは糖尿病だけでなく、利尿、健胃、強壮によいハーブとしても広く使われています。その葉をかむと砂糖の甘味を感じなくなるということから、ギムネマは、ヒンズー語では「グルマール」(砂糖を壊すもの)という意味に呼ばれています。主な作用として抗う触(虫歯予防)作用など が知られています。

(1)ブドウ糖の体内吸収を抑制します。
ギムネマは、腸管で糖分が吸収される際に糖分を吸収するレセプター(糖を認識する部位)に先回りしてこれを抑制します。これによって、血液中に糖分が一挙に吸収されて血糖値が急上昇するのを防ぐと考えられています。また、不必要な糖分をそのまま体の外へ出してしまう作用もあります。このように小腸でのブドウ糖の吸収を抑制するため、糖尿病の予防や治療に有効とされています。 

ギムネマの作用は食事後の吸収を阻害することで血糖値の上昇を抑えるという作用によるものなので、副作用の心配がすくない物質とも言われています。
    
(2)肥満回避 、ダイエットに使われています。
糖分が吸収されにくくなりますので、無理なくカロリー制限ができダイエットに有効とされています。 

(3)食物繊維のような働きがあり便秘 にいいとされています。
吸収されなかった糖分は食物繊維のような働きをして便のかさを増やします。よって便秘 にも有効です。

他のハーブやサプリメントとの相互作用についてはとくに報告はなく、他の食品との相互作用も知られていません。概して安全と考えられます。


ランクB:朝鮮ニンジン (オタネニンジン、高麗人参) 

オタネニンジンは、高麗ニンジンとも呼ばれて古くから珍重され、中国では強壮剤として名の知れた生薬で、薬用部分は根(人参<ニンジン>局)です。
オタネニンジンの中国語名は「人参」であり、調製法により「白参」と「紅参」に大別されています。
一般に「疲労回復効果がある」、「強心作用がある」などといわれ、風邪の予防、認識能力の向上、II型糖尿病などに対して、一部にヒトでの有効性が示唆されています。
ドイツのコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)は、疲労衰弱時あるいは病後の回復期に対する使用を承認しています。

安全性については、種々の副作用、医薬品との相互作用の報告があり、特定の使用制限があるハーブとされています。
・短期間(3ヶ月以内)適切に用いれば、経口で安全性が示唆されています。ただし、乳児の経口摂取は安全性は確立していません。
・過剰摂取は頭痛、動悸、憂うつ、落ち着きのなさ、血圧上昇の原因となることがあります。
・急性中毒症状として、バラ疹、かゆみ、頭痛、めまい、過高体温と出血が報告されています。
・経口摂取ではかなり副作用は出にくいと思われますが、最も多いのは不眠症です。
・とくに過量および長期摂取で、人によってはアレルギー皮膚症状が出ることがあります。
・多数の中国産生薬の人参・紅参から高濃度の有機塩素系農薬BHC(残留値1.0ppm以上、残留基準値0.2ppm以下)が検出されたという報告があります。

妊娠中・授乳中および小児に対する安全性については信頼できるデータがないので使用を避けることとなっています。また、出血時、血栓症患者、高血圧の人にはよくないとされています。

医薬品等との飲み合わせ(相互作用)
・ コーヒー、茶、ガラナなどにはカフェインが含まれるため、同時摂取でオタネニンジンの作用を強めることがあります。
・多くのチンキ剤には高濃度のアルコールが含まれているため、メトロニダゾールやジスルフィラムと併用すると、悪心や嘔吐を引き起こす可能性があります。


ランクB:ダイズ
イソフラボンは大豆、レッドクローバー、クズ、カンゾウなどのマメ科の植物に多く含まれているフラボノイドの一種です。
通常、イソフラボンは配糖体として存在していますが、摂取すると腸内細菌等の作用により糖部分が分離したアグリコン型(糖が外れた構造)になって消化管から吸収されます。
イソフラボンとしては、ゲニステイン、ダイゼイン、ビオカニンA、フォルモネチン、グリシテインなどの種類があります。
イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれ、一般に「女性ホルモン様の作用をする」、「骨粗しょう症の予防や更年期障害を軽減する」、「脂質代謝の改善などに有効である」などと言われています。

II型糖尿病、更年期障害ののぼせなどに対しては、ヒトでの有効性が示唆されています。
また、大豆イソフラボンを関与成分とし、「骨の健康維持に役立つ」表示が許可された特定保健用食品があります。

一般的に大豆と他の食品(レッドクローバーやクズなど)から由来したイソフラボンは組成が異なるため、得られる効果も異なると言われています。
また、ダイゼインは腸内細菌によってエストロゲン作用等がより強力なイコール(Equol)に代謝されますが、その代謝は人によって異なります(日本人の約半分がイコール産生者)。さらに、イソフラボンを食材として摂取する場合は食材の有する容積や香りなどによりイソフラボンを過剰摂取する可能性は低いと考えられます。
このようなことから、イソフラボンの有効性や安全性を解釈する際には、少なくとも豆腐などの通常の食材の形態として摂取する条件とサプリメントのような濃縮物として摂取する条件では異なった考え方で対応する必要があります。

有効性まとめ
・大豆イソフラボンは、II型糖尿病に対する有効性が示唆されています。
血清脂質、更年期の血管障害に対する有効性については、現時点ではポジティブ(有効性がある)な結果とネガティブ(有効性がない)な結果の両方が存在しており、一定の見解を得るにはさらなる科学的根拠の蓄積が必要であるとされています。

・通常食品に含まれる量を経口摂取する場合はおそらく安全と思われる。
・2006年5月、食品安全委員会は大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70‐75mg/日、特定保健用食品として摂取する場合の安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリコン換算(糖が外れた構造に換算)で30mg/日に設定した(食品安全委員会)。
・大豆、クズ、レッドクローバーのイソフラボンはエストロゲン様作用を示すことから、妊婦・授乳婦が大量に摂取することは避けるべきである。基本的に、妊娠中・授乳中の摂取における安全性については、充分なデータがないため大豆等の食品として摂取する以外の利用は避けるべきである。また、乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮内膜症、子宮筋腫などのホルモンに感受性が高い状態にある女性は、使用を避けるべきである。複数の医薬品との相互作用を起こす可能性が考えられる。

安全性については、
適切に摂取する条件ではおそらく安全と思われますが、アレルギー疾患を持つ人、妊婦・授乳婦が通常の食事で摂る以上に大量摂取することは避けたほうがよいとされています。

濃縮物として利用した条件では、乳がん発症や再発等のリスクを高めるなど、有害性を示唆する報告もあります。2006年5月、食品安全委員会は大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70‐75mg/日、特定保健用食品として摂取する場合の安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリコン換算(糖が外れた構造に換算)で30mg/日に設定しています。

続く(4)→

Evidence Based Medicine(EBM)=医学的な根拠に基づいた医療
医師個人の経験や慣習、偏りがちな権威者の意見などに左右されるのではなく、知りうる限りの疫学的研究成果や実証的・実用的な信頼できる根拠(evidence)に基づき、患者にとって最良の、効果的かつ質の高い治療を行う医療。EBMとは医療を円滑に行うための道具であり、医師にとってののぞましい行動指針である。→健康用語辞典

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