18.ドネペジルによってアルツハイマー型認知症が治りますか?

ドネペジルはアルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制する薬剤ではありません。

アルツハイマー型痴呆は脳神経細胞の脱落など病態の変化とともに、痴呆症状の進行性の悪化を示す疾患です。
アルツハイマー型認知症そのものの病因としては、いくつかの遺伝要因、環境要因等が考えられますが、根本的な病因はまだ解明されておりません。

ドネペジルはAChE阻害剤であり、脳内のACh濃度を上げる、対症療法剤と言えます。

従って、ドネペジルは脳において機能が低下しているアセチルコリン作動性神経を賦活化することによりアルツハイマー型痴呆における認知機能障害、すなわち「中核症状」の進行を抑制する薬剤になります。

中核症状とは、たとえば、「物忘れがひどい」、「判断・理解力が衰える」、「場所・時間がわからない」、「意欲がなくなる」、「人格がかわる」などの症状です。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック