Ⅶ.アルツハイマー型認知症(AD)治療薬の主な副作用(安全性情報)は?

アセチルコリンエステラーゼ阻害剤の場合は、末梢の副交感神経への影響から、消化器症状として「軽い吐き気、食欲不振、軟便など」が出ることがありますので、最初の1~2週間は少量から開始されます。

少量で開始することで、副作用を約1/4に抑えられることから漸増法(ぜんぞうほう)がとられています。

また、これらの副作用に関しては一般的な整腸剤、下痢止め、制吐剤の一時的な投与で対処可能となっています。

活発になりすぎること(易興奮性など)があります。とくにADの症状が進行し、薬を増量したときなどにみられることがあります。

なお、薬を飲み始めても「進行抑制」効果は目にみえにくいため止めるケースがありますが、服薬を止めるとADの症状がみるみるうちに悪化することがあります。

そのような時には、出来るだけ早いうちの再開を検討します。

半減期が長い薬(ドネペジル)でも、3週間もすると体からすっきり抜けてしまいます。

服薬で症状が変わらなくても実際には症状の進行を遅らせていると考えられます。

その他、不眠、攻撃性、振戦、不随運動、歩行異常などの症状を示すことがあります。症状によっては減量、休薬、併用薬等で対処されます。

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