手術でワーファリンを休薬するときは?

血栓症の予防でワーファリンを飲んでいる方がいらっしゃいますか?

ワーファリンを飲んでいる患者さんが抜歯をしたり内視鏡検査の時に組織の一部を生検することがありますがそのようなときには、ワーファリンを休薬すべきかどうか悩んでしまいます。
また、休薬するにはどれぐらい前から休薬すればいのか悩んでしまいます。

最近では、抜歯や眼科の小手術では圧迫止血が可能なためワーファリンを休薬せずにおこなわれることが多いようです。ワーファリンを休薬すると血栓症を起こす心配が出てきますのでできるだけ休薬せずに治療を行うということです。

一方、、ワーファリンを休薬するときは、
原疾患が低リスクのときは、すなわち「合併症のない心房細動」や「深部静脈血栓症/肺塞栓症」の場合には3~4日前からWFを中止し、処置終了6時間後からワーファリを再開する方法をとります。

消化器内視鏡ガイドラインには「内視鏡手技の危険度に関係なく、ワーファリンを3~4日間中止し、凝固能を測定して血液凝固能検査値(INR)がほぼ1.5以下まで低下したことを確認して内視鏡治療を行う」とありますが、休薬しないで実施している場合もあります(消化器内視鏡治療時の抗血栓療法)。

また、原疾患が高リスクの場合にはワーファリンを休薬すると同時に半減期の短いヘパリン注で凝固能を低下させておき処置の数時間前でヘパリンを中和させて手術に臨むこともあります。(要入院)

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