リコピン(カロチノイド): ビタミンAの仲間

リコピン(カロチノイド)

リコピンは、トマトに含まれる赤い色素です。カロチノイドの中で、もっとも単純な構造をしており、分子量537で、β-カロチンのように体内でビタミンAに変わりません。
最近、このリコピンには強い抗酸化作用があることが判明し、生活習慣病の予防に役立つことが明らかになりました。

リコピンを多く含む食品といえばトマトですが、トマト以外ではスイカや柿、グレープフルーツ(ルビー)などにも含まれています。また、トマトの中でも、特に赤系トマトに多く含まれています。
ピンク系トマトと赤系トマトとを比較すると、ピンク系トマトは糖分が高いのが特徴ですが、赤系トマトは、ピンク系トマトよりもリコピンを3倍ほど多く含有しています。また、その他の栄養成分(β?カロチン、ビタミンCやダイエタリー・ファイバーなど)も、赤系トマトの方が多く含んでいます。

リコピンの主な作用のまとめ
(1)リコピンの抗酸化作用、生活習慣病予防作用
リコピンが注目されるようになったのは、1989年に、その抗酸化作用がビタミンEの100倍、β-カロチンと比較しても2倍強いことが明らかにされてからです。

活性酸素はがんや動脈硬化症などの生活習慣病を引き起こしたり、老化を促進したりしますから、その活性酸素を消去すること(抗酸化作用)によって、生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待できます。

(2)抗がん作用(がん抑制作用)

リコピンには、細胞のがん化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化する機能があると考えられています。実際に、がんにかかった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べて低いことが、様々ながんについて明らかにされてきており、リコピンのがん抑制作用(大腸がんの発症を抑制する)が注目を集めています。また、肝臓がんや膀胱がんに対しても、予防効果があることがわかってきています。

(3)LDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化症の予防に役立つ
トマト(リコピン)の摂取は、動脈硬化症の原因となるLDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化症の予防に役立つことが判っていますし、老化とともに衰える学習・記憶能の維持にも効果があるというデータも得られてきています。

(4)トマトジュースやケチャップなどの加工品が効果的
リコピンなどのカロチノイドは、油に溶けやすく、熱に対して安定していることから、油で炒めたり調理することで吸収が良くなります。
一般にスーパーなどで売られているピンク系トマトよりも、トマトジュースやケチャップなどの加工品の原料となる赤系トマトの方が多くのリコピンを含むと言われます。さらに、同じ量のリコピンを摂取するとしても、生のトマトよりも、加工処理したものの方が2?3倍も吸収されやすいことも判っています。

リコピンを多く含む食品
完熟トマト、スイカ、柿、グレープフルーツ(ルビー)

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