EBMで裏付けされた健康メディカル情報

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<プロフィール> :くすりのとくさん :
トクダ健康メディカル  代表
徳田 正武(TOKUDA MASATAKE):
健康メディカルコンサルタント&アドバイザー
千葉県在住

事業内容の紹介<私の得意分野>
T. 企業サポート:(顧問サービス)
@ヘルスケア・バイオサイエンス事業の立上げ支援
Aプロダクト・マネージャー(PM)制度導入支援(商品マーケティング戦略支援)
B医療機関専門医師、薬剤師、ほかのオピニオンリーダー(OL)の発掘支援
C薬の安全管理部門支援(GVP管理、有害事象・副作用の評価)

U. 講演会・セミナー、研修会(新人研修を含む)の講師
@認知症治療薬販売の大手製薬メーカー出身者(薬剤師)からみた「認知症の予防と薬物治療(ドネペジル他)」の講演会・セミナー、研修会の講師
A薬剤師、看護師、管理栄養士、介護福祉士のための抗血栓療法(ワルファリン療法、NOAC療法、抗血小板療法など)の講演会・セミナー、研修会の講師
B薬剤師から見た「病気予防のためのビタミン、ミネラル、食物繊維、アミノ酸、ファインケミカルなどの栄養成分の摂り方」の指導・講演・セミナー・研修会の講師
C「副作用に対する正しい知識と理解」についての・講演・セミナー・研修会の講師

以上、健康関連企業からの顧問サービスの依頼はじめ医療機関、看護学校、管理栄養士グループ、薬局グループ、製薬企業、都道府県市町村の各自治体、商工会議所、介護事業グループ等からの講演・セミナー、研修会、研究会、学会、授業の講師依頼など幅広く案件を承りますのでご気軽にお問い合わせください。
講演・セミナー、研修会の講師依頼につきましては全国からの案件を承ります。

趣味:パラグライダー、フライフィッシング、ゴルフ、テニスなど

zoom RSS V.どうやってアルツハイマー型認知症(AD)を見分けますか?

<<   作成日時 : 2014/11/16 16:14   >>

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V.どうやってADを見分けますか?
アルツハイマー型認知症の症状には必ず見られる「中核症状」と中核症状に伴っておこる「周辺症状」(随伴症状:BPSD)があります。

1)中核症状(必ず見られる症状)
本質的な能力が傷害されます。記憶障害や判断力低下、見当識障害などがおこってきます。

@記憶障害:
物忘れがひどくなってきます。初期症状では、ものを忘れるというよりも覚えられなくなります。
アルツハイマー型認知症(AD)は単なる物忘れとは違います。
物忘れがとくにひどいのがアルツハイマー型認知症(AD)です。
最近の記憶が抜け落ちてしまいますが、次第に過去の記憶も薄れていきます。
日常生活に支障をきたすようになったらアルツハイマー型認知症(AD)が始まっている可能性があります。
以下の症状が出ていれば記憶障害が始まっています。
しょっちゅう同じことを言ったり聞いたりします。
いつも探しものをしています。
ヒントを言っても思い出せません。
名前をすぐにわすれて思い出しません。
食べたこと自体を覚えていないことがあります。
物の使い方がわからなくなり、料理や買い物が出来なくなります。
何度いっても忘れるようになります。
進んでくると家の中でトイレの場所がわからなくなります。

A見当識障害:
今日が何日なのか、何曜日なのか、また、どこにいるのかなど場所や時間がわからなくなります。
約束を間違ったり、忘れたりします。
進行してくると「あなたはどなたですか?」(人物誤認)といいだします。
自宅にいるのに家に帰ると訴えるようになります。

B判断力低下(実行機能障害):
判断・理解力が衰えてきます。物事を整理し、理解して、順番に実行することが出来なくなります。
料理の手順などがわからなくなります。
進んでくると話している「ことば」が理解できなくなります。
「何故?」、「なんで?」、「なんて(言ったの)?」を繰り返すようになります。
話のつじつまがあわなくなります。
簡単なことでも覚えられなくなります。

C失行:
目的とする日常行動がとれなくなります。適切に動けなくなります。
たとえば、鍵が開けにくいなど「出来ないことばかりです」と言い出します。

D 失認:
通いなれている自宅の道がわからなくなります。
食べ物でないものを「これは食べ物ですか?」と聞くようになります。

E失語:
ことばがなかなか出てきません。

2)周辺症状(随伴症状)
本人の性格や環境、周囲の方々の接し方で個人差がありますが、不安、妄想、徘徊などが現れたりします。患者さんの中核症状による「生活のしずらさ」が隠れている場合があります。

@ 徘徊:
帰り道がわからなくなり徘徊、近所でも迷ったりします(失認)。
一人で歩き回ります。

A 意欲低下:→併用薬が必要な場合は抗うつ薬を使用します。
気分が落ち込んでうつ状態をしめす場合もあります。
TVの内容がわからなくなり、TVに興味がなくなります。
身だしなみに気をつかわなくなります。
何をするのも億劫になり、一日中家でぼーっと過ごすようになります。

B 不安・幻覚:→併用薬が必要な場合は抗不安薬または少量の抗精神病薬を使用します。
不安感が強くなります。外出時に何度も財布を出し入れしたり、物入れの中を確かめるようになります。
また、「そこに誰かがいる」、「誰かが狙っている」などといいだすことがあります。

C もの盗られ妄想:→併用薬は少量の抗精神病薬を使用します。
自分でしまい込んだ財布の場所を忘れて家族に盗まれたと思い込みます。

D 性格変化:→併用薬が必要な場合は少量の抗精神病薬を使用します。
人柄が変わってきます。
些細なことで怒りっぽくなったり、頑固になったり、自分の失敗をひとのせいにしたりします。
他人には対面を装う、よそ行きの顔をみせたりしますが家族や身の回りのヒトには攻撃的になったりすることがあります。

E  不眠・睡眠障害:→併用薬が必要な場合は睡眠導入剤を使用します。
昼間は居眠りをしたりしてボーとしていますが夜になると眠れなくなり落ち着かなくなります。

F  失禁・不潔行為:
「失敗(失禁)したことを隠したい」という羞恥心や自尊心のあらわれから不潔行為を行うことがあります。

G 夜間せん妄:→併用薬が必要な場合は少量の抗精神病薬を使用します。
夜になると起き出してきて、部屋の中をウロウロと歩いたり幻覚を本当のことのように思い込んでおびえたりします。

H イライラ、興奮、易怒:→併用薬は抗精神安定剤を使用します。
興奮して精神が錯乱状態になることがあります。「急にそわそわ」したり、「テーブルを何回もコツコツ叩く」などは前兆となっている場合があります。小さな変化を見逃さないようにしましょう。

I 暴力行為:→併用薬が必要な場合は少量の抗精神病薬を使用します。

J 異食行動:
食べ物でないものを口に入れるなどの行動をとることがあります。

K取り繕い行動:
上手に嘘をついて取り繕いをします。
まともに返事ができない時などに取り繕い、ごまかします。こたえになっていないことを見抜いてください。

Lその他:
性的行動など、男性の高齢者が女性の介護者などにさわったり抱きつこうとすることがあります。また、重症度が進むに従い「無関心」が増加してきます。

M注意事項:
アルツハイマー型認知症(AD)になってもプライドは失っていません。
過去と現実を混同しています。
感情のコントロールが出来なくなってきます。
自分を守る本能は残っています。
不利なことはごまかそうとします。

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